現代の冒険とは、この世の誰もが経験している生きることそのものだとぼくは思っている。日常における少しの飛躍、小さな挑戦、新しい一歩、そのすべては冒険なのだ (「最後の冒険家」集英社より)

 

世界をフィールドにする写真家、石川直樹さんは、自身の著書でそう語る。

 

本書は、12年以上にわたり情報誌、広報、自費出版本等の制作を通じ、千葉県の全市町村を巡り編集し続けてきた、私のささやかな「冒険」の記録の一部である。

取材に足を運ぶ度、私の中の房総地図はアップデートされてゆく。それは下に記した石川さんの言葉のような感覚だった。

 

刷り込まれた地図ではない

新しい地図を自分でつくる

(「岩木遠足 人と生活をめぐる、26人のストーリー」豊嶋秀樹編 青幻舎より)

 

この本を手にした旅人が、新たな房総の地図を描く、そのきっかけになれば嬉しい。そして、日常を冒険している、房総に生きる人々と巡り逢って欲しい。出逢いから生まれる様々な感情、刻まれる記憶が新しい地図を作る。その地図の向こうには、いつもとは違う風景が広がっているはずだから。

『  BOSO DAILY TOURISM  房総日常観光 vol.1   SOUTH FIELD of BOSO PENINSULA   

BOSO-LANDSCAPE

 

REDISCOVERY

房総上陸

蕎麦と珈琲

トンビと珈琲

木漏れ日の星座

パン屋の冒険

ほうきやのほうき

ブルーベリーの森

ぐるっと千葉

酒屋のスープカレー

囲炉裏と硫黄泉

海のスーツ

房総のアンテナ

踏ん張る銭湯

杜氏とマスター

お茶の間さんぽ

食べられる鯛

バク転おかき

波乗りブックカバー

マテバシイの箸

治郎右衛門の家庭料理

ゼロヨンナナゼロ

生絞りな生き方

かあちゃん食堂

ロシア民謡握りと都はるみさん握り

キムピーのソフト

ブタにブラウニー

海中船を目撃する

なかぱんの喫茶室

 

STORYS

発酵する房総

 ソングバードビール

 芝山糀店

勝浦朝市、3人の日常

 佐藤喜美さん

 bistro au bon accueil

 SPAiCE COFFEE

鯨とともに

 外房捕鯨

 さかな

房州の風を届ける人

 うやま工房


2018年10月発行/1350円(税込)

編集発行人:沼尻亙司

発行所:暮ラシカルデザイン編集室

本文144p(本文オールカラー)/B6版

※本書は千葉県の南側の地域[木更津・内房・南房総]にフォーカスしたガイドブックです。