茂原市「シンパカフェ」~「伝えたいことをどう伝えていけばいいのか」。そんな葛藤の中の語り合いに勇気をもらう自分がいた

 

先日、地域おこし協力隊活動の休みを利用して茂原市を巡行。最近ちょっと食事がいい加減になりがちだったので、久しぶりに「シンパカフェ」さんを訪ねました。

 

「シンパカフェ」

茂原市高師975-3

シンパカフェさんは勝浦市に移住する直前に訪ねて以来の訪問です。
 
 
もう一年近くになるんですね。大多喜町の「房総スターマーケット」や千葉市の「千夜市夜」でお会いしていたから、そんな感じしなかったけど。
 
この日は豆腐ハンバーグをメインに、サツマイモのマリネ、ひじきのサラダ、そして玄米ご飯を味わう。
 
もちもちの玄米ご飯。サラダは瑞々しさが弾けます。なんでこんなに活き活きとしてるんだろうって思うくらいに。副菜もどれもすぅっと身体に溶け込んでいくような味わいで、もたれやしつこさは一切ない。たしか一宮の作り手の野菜と書いてあったかと思うけど、改めて長生郡市も食の潜在力はおおきいんだなぁと思い知る。
 
食後はちょっと贅沢して大多喜の抱さんのコーヒー豆を使った、コーヒーとチョコのシフォンケーキ。大きくカットしてくれるのが嬉しいですね。
 
お茶を戴きながら店主の片岡さんと「伝えるコト」談義。
ちょっと抽象的表現になるけどご勘弁を。
 
伝えたいことをどう伝えるのか。
どう文化的な素地を広げていくか。
 
伝えたいことが見つかって認識できて、
それを相手に伝えて理解してもらう(=届く)状態にしたいと思う時、
様々な壁や葛藤と対峙することになる。
片岡さんは、
 
「一番伝わるのは対面」
 
と云います。
このシンパカフェという「あり方」が訪れる人に感覚的に伝わるのかなと、お話を伺っていて思いました。文化の媒介者の静かな挑戦と積み重ねられた想いがここにあるんだなと。
 
食と編集、ジャンルは違えど繋がっている。
そんなヒントを片岡さんに戴いた晩ご飯でした。