「三年後にオープンしようね!」〜カフェ好きの幼馴染みの笑顔が詰まった住宅街のリノベカフェ〜勝田台「TOONBO CAFE」

 

「TOONBO CAFE」

八千代市勝田台北1-21-26

11時~20時

※第1・3・5土曜は11時~22時(LO.21時)

定休日は第2・4土曜、日曜、隔週水曜

 

※営業時間、定休日は4月からのdataです

八千代市の東部、大和田、勝田台界隈。

といえば、住宅街や商店街の中に潜むカフェの多いエリアです。以前、京成大和田駅からすぐの、線路沿いのところに「PERICAN COFFEE」という素敵なカフェがあったのですが、惜しまれるなか閉店されました。ここは実にいい雰囲気だっただけに非常に残念でした。

 

ですがここのところ、このこの界隈がなにやら面白い雰囲気を漂わせているのです。プチマルシェ的な催しを開催するカフェが最近多くなったと感じます。

 

さて、今回は勝田台寄りのエリアを訪ねてみましょう。R16から下市場交差点の陸橋を潜り、成田街道ことR296を佐倉市方面へ。数百メートル走ったらクッと右折し,住宅街の中に迷い込みます。すると、平屋の建物群の一角に、突如カフェが現われます。ここが目指す「TOONBO CAFE(トンボカフェ)」です。この平屋群が、前職のぐるっと千葉社屋とあまりにもそっくり過ぎて、思わず「おお!ぐる千葉建築住宅だ!!」と、興奮してしまいました(笑)


中にはいると、スタッフのかおりさん、あいさんが弾けるような笑顔でお出迎えしてくれます。私も思わずぱぁっと明るくなってしまいます(笑)訊けば、お二人は小中高、そしてなんと専門学校に至るまで同じ学校だったというガチの幼馴染み(こんなことがあるんですね~)。就職先はお二人とも保母さんというから驚きです。

 

そんなお二人が保母さん時代に、「癒しを求めて」カフェ巡りを楽しまれていたそうですが、やがて「癒しで今度は私たちが恩返しをしたい!」と、二人でカフェオープンへと向けて準備を始めます、

 

「三年後にオープンしようね!」

 

を合い言葉に。

 

物件は一軒家物件をリサーチ。ですが、なかなか改装までできる物件は現われません。そんな時巡りあったのが、今の築40年ほどの平屋物件でした。

 

店内を見渡してみますと、板張りの床に漆喰塗りの壁。そこにテーブル席4卓とこじんまりとしたカウンター。コンパクトな空間ながら、気持ちがゆったりと落ち着くカフェ空間です。

 

「お手洗いがみどころなんですよ!」

 

とかおりさん。

言われるままにお手洗いを覗かせてもらうと、スタイリッシュに改装されています。しかもゆったりとした感じ。実は元々「お風呂」だったところなのだそう。お風呂の広さを活かして素敵なお手洗いにされるとは脱帽のアイデア。レディもゆったりお化粧直しができますね。

 

また、宮大工のお知り合いに手伝ってもらい、押し入れだったところが通路&個室に仕上がっていてここも見事です。もちろん古き良きところも空間に馴染んでいて、今は作られていないという飾りガラスはさり気ない見所でもあります。

 

こうした改装を経て、構想からちょうど三年後、いまから一年半ほど前にTOONBO CAFEは誕生したのです。

 

そんなTOONBO CAFEでは「紅茶」がおすすめ!とのことですが、当初私はそんなことはつゆ知らず、うっかりコーヒーとボリューミーなドライカレーを注文しました。でもこれらもおいしいのです。コーヒーはちょっと不思議な光るサイフォン(!?)で淹れられます(どういうことか、ぜひ確かめてみてくださいね)。ドライカレーにはとろとろの卵が乗っかり、カレーの風味と卵のとろみがいっそう食欲をそそります。女性にはちょっと多めの量かもしれませんが、私はペロリと平らげてしましました。

 

お腹も心も満足したところで、ついでに消しゴムハンコも購入しました。実はあいさんは消しゴムハンコのアーティストでもあるのです。これがナイスアイデアなハンコで、押印したところにメッセージが添えられるようになっているのです!これは使える!!

 

TOONBO CAFEでは来月4月、カレーの「葉波」さんとコラボした催し(4月29日・祝)や、TOONBO MARKET(4月20日・日)を行うそうです。

詳細はブログをチェックしてみてくださいね。→

どのような笑顔が溢れるのか、楽しみですね。