西側の庭へ出るための新たな動線を作ります。ここにある素材で、突っ掛け台などを作ります。そうしたら、なんとなく益子的(かな?)

物干作業が随分楽になりました。なにせ広過ぎる家ですので(笑)

古民家に住み始めて、ようやく日の光の差し込み具合や、広い母屋での効率のいい動線が読めてきました。これまで洗濯物は長屋門寄りの広場に干していたのですが、洗濯機や布団の入った押入からかなり遠く非効率でした。母屋の裏、西寄りの庭にだと、動線がスマートになり、また日差しも今の時季ですと9時頃から日没まで当たるのでこちらで物干し作業を行うことに決めました。

 

そこで、縁側から直接外に出られるよう、突っ掛け置き場を設けようと考えました。辺りを見渡すと、まだ片付いていない日本庭園に石材が幾つか転がっています。その中のひとつに突っ掛けサンダル置き場にうまくフィットしそうないい石が見つかりました。

 

さらに床下を覗くと2~30枚ほどの瓦がやはり転がっているではありませんか。恐らく痛んだ瓦と交換するためのストックを保存しておいたものでしょう。せっかくですからこれも使わせていただいちゃいましょう。

設置面は鍬とスコップで簡単に整地します(あわせて雑草除去)。また、石台の下には盛り土をして高さを出します。縁側から地面まで結構高低差がありますので、地面に下りる時に足に受ける衝撃を和らげたいと思ったのです。

 

ハイ、そうして完成です。

地面と建物の接点付近は雑草が無造作に生え、やや陰気な雰囲気でしたので、先日の益子訪問にちょっとインスパイアーされて瓦を並べてみました。直接的にはマルチがわりになればと思い並べましたが、時を経過して合間から生えた草と瓦が溶け合う風景もひょっとするとまた味があるのかもしれません。今後どうなるか楽しみです。

 

というわけで、西側の庭に出るのがおかげさまで随分とラクになったのであります。