芳しい香りとともに、鮮やかな色彩を鵜原の自然の中で輝かせるヤマユリ〜「鵜原理想郷ヤマユリの会」ガイドツアーへ

 

リアス式の断崖バックに、

清らかに咲くヤマユリの花

鵜原理想郷の景勝地のひとつ「黄昏の丘」でヤマユリを観察した後は、鯨の骨が祀られる大杉神社へ
鵜原理想郷の景勝地のひとつ「黄昏の丘」でヤマユリを観察した後は、鯨の骨が祀られる大杉神社へ

6月8日に続き、22日に行われた「鵜原理想郷ヤマユリの会」に参加しました。この日は朝からトラブル発生で1時間ほどばかり遅れての参加です。

 

先日、朝日新聞の千葉版(2014年6月13日付)にヤマユリの会の活動内容のほか、

 

『ヤマユリのことを多くの人に知ってもらい、見てもらうことで、盗掘を防ぐなど保護になると考えた』

 

と、会長の善三郎さんのコメントもご紹介いただきました。そのおかげで、記事を見た千葉市の方々にもご参加いただきました。時折、弱い雨がぱらぱらと降る天気でしたが、ヤマユリはこの日も芳しい香りとともに、鮮やかな色彩を鵜原の自然の中で輝かせていました。

黄昏の丘より鵜原海岸を望む
黄昏の丘より鵜原海岸を望む
咲き終わったヤマユリ。写真中央の膨らんでいる部分は種の詰まった実となります
咲き終わったヤマユリ。写真中央の膨らんでいる部分は種の詰まった実となります

黄昏の丘から半島の先端の方へ向かってさらに歩き出します。

 

「こんなとこ、一人じゃ行こうと思わないよね」

 

と男性の参加者の方。そんなうっそうとした小道の行く着く先に「大杉神社」はあります。


鳥居の向こうに観音開きの祠があり、開けて参拝してくださいと書かれています。その祠の中には、なんとクジラの頭骨が奉納されているのです。『安政年代』と札があります。現在は、鵜原地区の住人の方がこの祠を守っています。海上安全にご利益があるようです。

 

そんな、パワースポットも巡った今回の理想郷ツアー(私は半分くらいしか体験していませんが・・・)。千葉市のお客様、ヤマユリがほんとうに好きで、

 

「一生分のヤマユリを見たみたい!

 良かったです!!」

 

と興奮気味に話されていたのが印象的でした。

ぜひ来年もお越し下さいね!

最後は善三郎さんのお兄さんの民宿「きろく」さんの軒下でお茶タイム。皆さん、お疲れ様でした
最後は善三郎さんのお兄さんの民宿「きろく」さんの軒下でお茶タイム。皆さん、お疲れ様でした

■鵜原理想郷ヤマユリの会

webサイト →  ● 

7月13日に観察会を行います(スカシユリやハマカンゾウなど)。詳細は上記webサイトを参照