【いっぴんさん】エザワフルーツランド「ブルーベリーの森ゼリー」〜弾ける香りに、木更津におけるブルーベリー無農薬栽培のパイオニアとしての矜持が光る

『月刊ぐるっと千葉』9月号のいっぴんさんは、木更津市におけるブルーベリーの無農薬栽培のパイオニア「エザワフルーツランド」さんを訪ねました

■エザワフルーツランド →  ● 

今回でエザワフルーツランドを訪ねるのは二回目。

いつ来てもその光景に驚かされ、そして癒されます。

ここは、ブルーベリー園というよりも、ブルーベリーの「杜」。

写真の木立に囲まれた空間がすべてブルーベリーなのです。


今回は「ブルーベリーの森ゼリー」と、ブルーベリーの濃縮飲料「アイキラリン」を紹介させていただきました。特にゼリーの方は、甘いだけではなく、ゼリーでもこんなに香りが弾けるのかと、驚かされます。一度ぜひ、お試しあれ。


本文中にも木更津におけるブルーベリー栽培ヒストリーを書きましたが、エザワフルーツランドの江澤貞雄さんの尽力がなければ県内一の産地にはならなかったといっても過言ではありません。


農協時代だった30年前にブルーベリーと出逢い、無農薬で栽培可能というところから産地化を試みます。当初は栽培方法が確立されておらず試行錯誤の連続でしたが、今では「酸性土壌」「根元を乾燥させない」などの基本をおさえつつ、栽培法を確立。除草剤も使わずに栽培できています。


その後、木更津市全体の活性化を計るべく、「木更津市観光ブルーベリー園協議会」を立ち上げ、この無農薬ブルーベリー栽培のノウハウを惜しみなくオープンにしてきました。今では各メンバーの農園がカフェスペースを営んだり、加工品を作ったり、養蜂家とコラボしたりと、各園の個性が光りつつあり、また次世代にノウハウが受け継がれつつあります。


「全体のグレードアップをしなきゃと思うんですよ」


と語る、江澤さん。

観光農園のほか、頒布用の苗木の育生にも現在は力を注いでいます。

協議会メンバーの活躍に、今後も注目ですね。



ところで、今月のぐるっと千葉の特集は「カフェ特集」です。

カフェには思い入れが深く、ぐる千葉時代に二回、カフェ特集の担当をさせていただきました。会社を辞める頃には県内の全国チェーン店を除くカフェ、喫茶店を200以上まわってました。房総カフェめぐり病は、今も完治していません。もう300軒くらい巡ってるかな(笑)。カフェ特集も、併せてご覧下さいね。