光の風、降り注ぐ古民家空間。小春日和のゆるやかな、ヨガのひととき
本日は「Banzai Yoga Style」の中村奈良苗さんによる「古民家ヨガ」の第三弾。今回は6名様(+かつうランチ利用のお客様)にご参加いただきました。勝浦の奥座敷までようこそ!ありがとうございます。
先日、奈苗さんの旦那さま、「Banzai Cafe」のマスター・健太郎さんとともに、勝浦朝市へ食材の買い出しに行きました。と、いうことで、今回は「かつうランチ」付きの古民家ヨガです。
まずは、前回に続き、「房総おいしい御醤油の会」で仕込んだ醤油諸味の転地返し作業を体験してもらいます。今日ははるばる会の「番長」こと善三郎さんもかけつけてくれましたよ。
順調に諸味は熟成し、深い色合いになってきています。
うまくいけば来年1月には搾れるかもしれません。愉しみです。
さらに今回はさりげな~く、いくつかの仕掛けを。
まずこちらは、木更津市にある「田んぼCafe」さんの「5Wから電力」ワークショップに参加させていただいたソーラーキットを活用した、スマホ充電SPOTを用意。今日は充電日和でした~
そして、最近の書店巡りの成果を活かして(?)、いわゆる「棚」をひと区画つくてみました。ヨガ、ということで「食」「オーガニック」「暮らし」をキーワードに、タカコナカムラさんの著書や永平寺の典座(禅食)に関するもの、おばあちゃんレシピ、群言堂の暮らしやレシピ本などをチョイス。玄関ロビーの目立つところに、平積に。素通りかなーと思ったら、意外に立ち読みしてくれましたね(笑)
ですが、実は狙いは別にあり。
この人物にアレルギーを持たれる方も多い、江頭2:50の著書『エガヨガ』(自由国民社刊)の面白さをどう伝えるか、というところにこの「棚」のコンセプトを実は集約させていたのです。
おふざけ本のまわりを、マジメ・ナチュラルテイストな本で固めたのは、「コントラスト」を出すため。また、ある価値観に対して、アンチテーゼ的な一要素を抱く人、価値観から離れた好奇心を抱く人は必ずいます。まさにそこが「狙い」。なので、POPのキャッチは『たまには不真面目な本を手に、心にゆとりを』
そしてなんと、1冊お買い求めいただいちゃいました!
6人の参加者のなかで1冊!貴重です!!
いやぁ~、ありがとうございます!
ぜひ、笑いで健康、実践して下さいね~。
なお、『エガヨガ』まだおとり置きがございます。ご希望の方はぜひどうぞ!
さて、本題からズレまくりですが、今回の古民家ヨガ、実に美しかった!
この日は人数にあわせてサークル状に配置。
古民家の陰影の中に浮かぶ色とりどりのマット。
そして、庭から降り注ぐ光、鳥の声、木々の葉のすれる音が、風となって空間を撫でていくのです。余計なことなど考える必要はありません。ただ、この美しい空間と、時に、委ねていればいいのです。なんという贅沢でしょう。
さて、ヨガのあとはお楽しみの「かつうランチ」!
実は、ヨガの終盤で、台所からそれはもう美味しそうな匂いが漂い始め、食欲をそそりっぱなしでした(笑)。健太郎さんのけんちん汁、じわりと身体に染み入る美味しさなんです。ダシの風味に朝市で仕入れた食材の味わいがふわっと溶け込む。特に、長田ばあちゃんの里芋、ねっとり食感で美味しかったなぁ。いやぁ、このけんちん汁、また食べたい!!
こうして古民家でみんなでだんらんのひととき。
なんて素敵な時間でしょう。
次回は12月11日、同じく第2木曜日に「古民家ヨガ」のvol.4開催です。
またのお越しを、お待ち申し上げております。