取材店のみなさま、本の販売店のみなさま、そして読者のみなさま。三方良しを目指して、引き続き房総の魅力を発信し続けます
昨年の夏からのこと。
カフェ本を作るということで、出版社から千葉市以南のカフェの取材撮影を依頼され、データをほぼ完成させました。ところが、印刷にかかる前にその出版社が倒産。せっかくカフェの店主のみなさんの熱量を込めた原稿や写真なのに、なきものになってしまう・・・・・唖然とするなか、「発行されていたらこうなっていただろう」と、自分でDTPを操り、プリンターで刷った原稿を、取材をさせていただいたカフェに手渡してまわりました。
この時すでに「自費出版」ということが頭に浮かんでいたものの、印刷代と販路、という関門から踏み切れずにいました。ですが、
「本を出すならウチに置いてあげるよ」
と言っていただいた、カフェのみなさまのYELLが本当に有り難かった。
このたくさんの声が自費出版には踏み切る原動力になりました。
そして1000部刷った第一刷の在庫がなくなるまでに至ったのです。
ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、第一刷分を販売して分かりました。
本に込めた熱量は、
「しっかりと読者のみなさまへ伝わる『場』」と、
「伝えてくれる『伝道師』」
がいてこそ、送り届けることができるのだと。
引き続き、熱量を伝え、送り続け、房総のほんとうの意味での魅力を伝播するため、増刷することを決定致しました。引き続き、房総の煌めくカフェを、どうぞよろしくお願い申し上げます。