Banzai Cafeの中村健太郎さんと「古民家ヨガ」かつうランチの食材を求めて〜日本三大朝市のひとつ「勝浦朝市」でお買い物

思いもかけず、市原市南部の在来の菜っ葉「加茂菜」と出逢いました

今日は勝浦の海辺のカフェ「Banzai Cafe」のマスター、中村健太郎さんとともに、勝浦朝市へ。今週木曜日に開催する「Banzai Yoga Style 古民家ヨガ」でお出しする「かつうランチ」の食材を探しに、朝市でお買い物です。

「勝浦朝市」は、石川県・能登半島の輪島の朝市、岐阜県・飛騨地方の高山の朝市とともに、日本三大朝市に数えられ、その歴史は天正19(1591)年まで遡ることができます。当時の勝浦城主、植村土佐守泰忠が一次産業振興のために解説したと云われています。


千葉県内では、茂原の六斎市や一宮町玉前神社門前の朝市のように「●という数字の付く日」に市が設定される「定期市」がいまでも残っていますが、勝浦のすごいところは「常設市」であるところ。毎週水曜日と元旦以外は毎日市が立つのです。


市が立つのはだいたい6時から11時くらいまで。悪天候の日は早めに店じまいするなど、天候によって若干変わります。1~15日は「ビッグひなまつり」の石段雛で有名な遠見岬神社のある下本町通りで、16日~月末は佃煮の近江さんから高照寺にかけての仲本町通りで開催されます。


■勝浦朝市の基本情報(当日の出店数など)は勝浦観光ポータルサイトへ

「かつうら潮風散歩道」

今回は桃のお節句ヨガということで、ちらし寿司をケータリングしていただきます。前回、卵などは朝市で入手しておいたので、今回は青物などを狙って朝市へ繰り出します。が、8時半過ぎ頃はまだ雨足が強く、お客さんは少なめ。まったりムードが漂います。

セリや蕗の薹をならべながら、きも〜ちよくマッサージ
セリや蕗の薹をならべながら、きも〜ちよくマッサージ
帰り際、天気が急速に回復してきました
帰り際、天気が急速に回復してきました

傘をさしながら出店されるおばちゃんもいるなか、全身に防水ジャンパーに身を包んでいるのは、いすみ市岬町より出店の平賀さん。


「いやぁ~、こんなに雨が降るとはねぇ」


と苦笑いの平賀さん。私たちも天気の回復がここまで遅れるとは思っていなかったので予想外でした。天気に左右される出店者さん、本当にご苦労様です。


平賀さんの露店でお目当ての菜花を販売していたのでさっそくお買い上げ(少しおまけしてもらいました!)。

私も昼の弁当のお供に良いかなと思い、高菜の漬物を購入。と、その手前に面白い葉物野菜が。


「これ、加茂菜っていって、市原の在来種なのよ」


と平賀さん。

加茂菜は市原市南部で主に栽培される菜っ葉で(アブラナ科と思われる)、寒さを経た加茂菜を漬ける「加茂菜漬け」が古くから伝わっているそうだ。平賀さん的には「さっと茹でてお浸し」にするのがおすすめだそう。初めてのご対面だったのでこちらも購入してみた。ヨガ当日には健太郎さんにおひたしにしてもらえるかも!?自分でもちゃっと作ってみよう。


朝市の後は乾物や鰹の削り節を売っている「鶴屋商店」さんで刻み海苔やお吸い物用のお麩を購入しました。さて、今月の「古民家ヨガ」はあさって12日に開催。まだまだ参加募集中ですので、ぜひどうぞ!