【くるりA面】今と過去が交錯する君津市久留里というまち・今から、これから編〜カフェ旅ヲスル木「旅ヲスル祭」へ

これから→外房と内房が繋がるワンデイカフェへ

ちょうどライブが行われ、カフェの中はおおいに盛り上がりを魅せています。みんな愉しそう
ちょうどライブが行われ、カフェの中はおおいに盛り上がりを魅せています。みんな愉しそう

君津市の内陸にある城下町、久留里。

平成の名水100選にも選ばれたこのまちに、弊著『房総カフェ』で紹介させていただいたカフェ「旅ヲスル木」があります。旦那さんのDAOさんがカフェを営み、奥様の朋子さんが木更津の山側の地区でパン屋を切り盛りされています。それぞれに生業を持ちつつ、全体として二人三脚で歩んで来たカフェ&パン・・・


『パンを作る合間を縫い星見朋子さんが陽ちゃんをおんぶしながらコーヒーをドリップしていた頃が懐かしいエッジのきいた棚とスタイリッシュファチャーを包み込む空間は前よりもどこか柔らかになった気がする。』


・・・そんなカフェの「過去」と「今」への旅の続きはぜひ弊著をご覧下さい。


そしてこれから。

「二人三脚」の「人」「脚」が増えていくようです。

そんな新たなスタートを前に、宴の時。

先日の日曜日、「旅ヲスル祭」が行われました。


カフェの外で香ばしい匂いを漂わせているのは、DAOさんにむりやり(!?)鯛焼きを焼いたらええやん、と旅路に巻き込まれた千葉市の「晴」さん。鯛焼きを焼く姿はまだ慣れぬ手付きながら、おいしい素材で作られています。あんこ&チーズ鯛焼きを頬張りつつ、いざ会場へ。






茨城県神栖市で作陶活動をされている「soudo」さんがいらっしゃるということで、その器を物色。今もうちで、コーヒーカップとしてsoudoさんの器は使わせていただいています。古民家と相性がいいんです。


この日は、丸みを帯びたこの取っ手付きの器を二脚買い求めました。重ねた時のフォルムがシブかわいい(笑)

上部の縁の辺りが内側に少しだけくぼんでいて唇にフィット。この形が飲みやすいんです
上部の縁の辺りが内側に少しだけくぼんでいて唇にフィット。この形が飲みやすいんです

コーヒーは茂原を拠点に、各イベントなどで自家焙煎珈琲を淹れられている「くろねこ舎」さんのコーヒーを戴きます。豆を購入したら、かわいい黒猫も!

実はくろねこ舎さん、「Another Belly Cakes」さんとのユニット「tomo to co」として、毎月第4火曜日に旅ヲスル木でワンデイカフェを行うことになりました。

さらに、第1火曜日(第2火曜の月もあり)には、大多喜町の自家焙煎珈琲店「焙煎香房・抱(HUG)」×沖縄ご飯を提供する「結ごはん」によるワンデイカフェも。


■ワンデイカフェ詳細は「旅ヲスル木」のblogへ →  ● 


旅ヲスル木の定休日に行われる、内房と外房を繋ぐワンデイカフェ。「こうあったらいいな」という声が、自由な感性にのって、結ばれてゆく。房総の横軸の感性が、心地良く広がって行きそうです。