2018年4月6日付『毎日新聞』千葉版に掲載いただきました

本づくりの文化が千葉にも広がっていけばなと思います

本日の毎日新聞の朝刊に、私や編集室のことを掲載していただきました。

私の添乗員時代から今に至るまでの来歴に始まり、『房総カフェ』などの本づくりを通じて何を伝えたいかという、私がとても大切にしている部分にまで踏み込んで書いていただき嬉しい限りです。

 

リード文の『千葉の魅力は多様性。人々の暮らし方や生き方を伝えたい』、そしてキャッチにでっかく記された『人々の生活 6冊に』。まさにそこ!というところを強調していただいています。私の想いを汲み取っていただいて本当にありがとうございます。

 

そしてもう一つ嬉しいところが、最後に記された「リトルプレス」の解説です。

 

『自主制作の少部数発行の出版物は「リトルプレス」と呼ばれ、各地に広がり注目を集めている』とありますが、「自費出版本」として単に紹介されるのでも、「同人誌」のようなやや内輪的なイメージの言葉で紹介されるのでもなく、あくまでも「リトルプレス」なんです。私はリトルプレスというのは、より様々な人たちが関わることができ、より様々なシチュエーションに介在できる、一つのジャンルであると思うし、確固たるジャンルとしてもっと成長できるものだと考えています。

 

今の社会にアンテナを張り続け、未来に繋げんとする新聞という媒体に、リトルプレスという文言が載ること自体、意義深いのかなと思いました(ちょっと大袈裟か・笑)

茂原市のピースコーヒーで仕事中〜
茂原市のピースコーヒーで仕事中〜

それにしても今回取材いただいた記者さん、突っ込みどころ満載で楽しかった。まぁ、突っ込まれどころも満載でしたが(笑)。これまで朝日、読売、産經、県域紙の千葉日報、地域紙の房日新聞と取材を受けてきましたが、聞けるだけ聞いて核心を編集していくような「聞き書き」スタイルの取材を受けたのは初めて。だいたいは掲載に必要な質問項目の回答が済むと、象徴的な写真を撮って(私の場合だと本とともに写る)ハイ終了〜、となるのですが(もちろん事実を伝えるにはこれは必要な取材スタイルだとも思います)、今回はそいういうフレームにとどまらない取材で、私や編集室のことをまるごと、とことん聞いてやるぞという感じでした。昼過ぎに来ていただいて、気がついたら辺りが暗くなり始めていたという・・・。しかも本音を包み隠さずおっしゃってくれるので、逆に私の方こそ刺激になり、また安心してお話することができました。非常に貴重な時間でした、改めて感謝申し上げます。

 

さて、記事にも書いていただいた『落花生の本を準備中』。今まさに執筆格闘の真っ只中。気合い入れてもうひと頑張りです。