「今、寄付する」支援と「少し未来に行動する」支援~『BOSO DAILY TOURISM』の期間中売り上げの半分を「災害ボラサポ・台風15号」に寄付させていただきます

『BOSO DAILY TOURISM』の9月19日〜10月31日期間中の売り上げの半分を「災害ボラサポ・台風15号」に寄付させていただきます

『BOSO DAILY TOURISM 房総日常観光』の、9月19日(木)~10月31日(木)期間中の売り上げの半分を、中央共同募金会(赤い羽根共同募金)の「台風15号災害に伴うボランテイア・NPO活動サポート募金」へ寄付させていただきます。

 

 

『BOSO DAILY TOURISM』は1年前に制作した、木更津・内房・南房総地域のガイドブックです。

ガイドブックといいつつも、房総の日常の暮らしや生業(なりわい)にフォーカスしたルポルタージュや、ふだんの風景ビジュアルも盛り込んだ「現地にとっての日常感覚」を編集していて、私たちの日常と現地の日常の「差異」から新たな魅力、価値観を発見する「日常観光」をコンセプトとした本になっています。

 

■BOSO DAILY TOURISM 房総日常観光 vol.1 SOUTH FIELD of BOSO PENINSULA

https://classicaldesign.jimdo.com/編集室の本/boso-daily-tourism/

 

残念ながら今回の台風15号の影響で、掲載させていただいた多くの方たちも被災されました。9月15日に訪ねた木更津市のパン屋「かさりんご」は停電による一部原料の廃棄、館山市の「ブロワ珈琲焙煎所」はテラスの一部損壊、同じく館山の「TRAYCLE MARKET & COFFEE」はご実家の屋根が飛ばされる被害に遭われていました。富津市の「cafe GROVE」も長期停電や倒木、南房総市の「free style furniture DEW」もやはり長期停電や建物に至る道の倒木などの被害に遭われたと聞いています。

 

そんな状況の中、物資の拠点として活動されたり、営業を再開することで少しでもほっとできる「日常」を提供したりと、自らも被災者でありながら奮闘されている姿に心を打たれました。房総の底力を、私はほんとうに誇りに思います。

 

ただ、心配なのは「今後」です。直接的な被害に加えて、地域の復旧の長期化、観光客の減少などによる影響がボディーブローのようにきいてくると思われます。だからこそ、「今」は寄付による復旧の支援を、そして「少し未来」の落ち着いた段階になったら、本書を携えてぜひ現地に足を運んでほしいと思っています。寄付というひとつのアクションをきっかけに、継続的な関係性へと発展していく。そんな流れになればと願っております。

寄付というアクションについての率直な気持ちですが、現地で実際に行動を起こされているボランティアの方がたを見て、当初は寄付という間接的な支援でいいのだろうかと、少なからず躊躇いがありました。

 

そんな時、たまたま『CALL4(コールフォー)』というwebサイトでフォトジャーナリスト・安田菜津紀さんの記事を見かけ、背中を押されました。

 

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「私はどんな問題でもまず、気になったら少額でも寄付をしてみることをお勧めしているんです」

その理由は、たとえ少額だったとしても、寄付先の団体はお金を適正に使っているのか、その活動はその後どうなったのか、という風に、関心が持続する接点を作ることができるからだという。

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『CALL4(コールフォー)』2019.9.17.配信記事より

https://www.call4.jp/story/?p=582&fbclid=IwAR0WFMv55sSlYSTtI-wNkq8WhTkFHRIQ9TVGlzPL4ZD7VNLFeUVLNqdPfrk

 

 

では、どこに寄付をしたらいいか。

この点もずっと悩んでいました。

被害の範囲があまりにも広範囲で、被災した知り合いも一人二人ではなかったからです。

 

そこで、社会福祉法人 中央共同募金会(赤い羽根共同募金)による「台風15号災害に伴うボランテイア・NPO活動サポート募金(災害ボラサポ・台風15号)」を寄付先とさせていただこうと考えました。「災害ボラサポ」は「支える人を支える」仕組みであることに加え、どの団体に支援金が届けられたのかをわかりやすく記した、過去の活動報告書もwebにアップされています。

 

■「台風15号災害に伴うボランテイア・NPO活動サポート募金」

https://www.akaihane.or.jp/saigai-news/vorasapo/6618/

最後に、『BOSO DAILY TOURISM 房総日常観光』に掲載させていただいた店名・屋号・名所等を列挙させていただきます(本の紹介ページではキャッチコピーのみだったため)。

未だ営業休止されているところもありますが「少し未来」の日常観光の一助になれば幸いです。

 

■表紙

富津館山道・金谷IC入口交差点付近(富津市/金谷地区)

 

■BOSO-LANDSCAPE

Sand CAFE(南房総市)

房州石の路地(富津市/金谷)

カジメ干し風景(富津市/金谷)

七里川温泉(君津市)

Next Levelと部原海岸(勝浦市)

JAXA勝浦宇宙通信所(勝浦市)

くじら家(南房総市/和田)

鯛の浦(鴨川市/小湊)

館山中村屋(館山市)

野島崎灯台(南房総市/白浜)

 

■REDISCOVERY

東京湾フェリー(富津市/金谷)

SANGA SOBA & COFFEE STAND(富津市/金谷)

海猫珈琲店(富津市/竹岡)

Cafe GROVE(富津市/亀田)

かさりんご(木更津市)

ほうきや(木更津市)

エザワフルーツランド(木更津市)

ちばマガジン(木更津市)

いせもとCafe(木更津市)

七里川温泉(君津市)

Next Level(勝浦市)

JAXA勝浦宇宙通信所(勝浦市)

松の湯(勝浦市)

東灘醸造(勝浦市)

お茶の間ゲストハウス(勝浦市)

中島屋菓子店(鴨川市/小湊)

高梨商店(鴨川市)

鴨川書店(鴨川市)

free style furniture DEW(南房総市/三芳)

百姓屋敷じろえむ(南房総市/三芳)

0470-(房総のフリーペーパー)

白浜豆腐工房(※館山市へ移転されました)

相浜亭(館山市)

富鮨(※閉店されました)

木村ピーナッツ(館山市)

ブロワ珈琲焙煎所(館山市)

TRAYCLE MARKET & COFFEE(館山市)

館山中村屋(館山市)

 

■STORYS

ソングバードビール(木更津市)

芝山糀店(鴨川市)

勝浦朝市(勝浦市)

bistro au bon accueil(勝浦市)

SPAiCE COFFEE(勝浦市)

外房捕鯨(南房総市/和田)

さかな(南房総市/和田)

 

うやま工房(南房総市/三芳)