●10月の出店予定と9月の朝市報告

月イチの恒例になりつつある我孫子市にあるブックカフェ「North Lake Cafe & Books」への仕入れ行脚へ。

 

手賀沼沿いのストリートを照らす店明かりは、脳裏に刻まれた何気ない会話や日々のやり取りの愛おしさをも照らしてくれる。日が短くなるにつれ、そんなことを想うことが増えた。季節は着実に、思索を深める冬に向かっている。

 

人気の絵本はたっぷり仕入れてきした。そして今回はクウネル祭りな感じに。バックナンバーを買い求めそびれてしまった方はぜひどうぞ。では、10月のリヤカーブック屋台の出店予定です。

 

 

●勝浦朝市[勝浦市]

2日[土]

3日[日]

9日[土]

10日[日]

15日[金]

24日[日]

31日[日]

※6時30分頃から11時頃まで

※雨天予報時は出店を見合わせます。

※上記以外にも出店する場合があります。最新情報はInstagramのプロフィール欄に記載します。

https://www.katsuura-kankou.net/asaichitop/

 

●国吉藝文祭[いすみ市]

30日[土]

サスティナブルなものづくり、暮らしをテーマにした、古本市を含む催し。詳細は後日Instagram等でお伝えできればと思います。

9月の勝浦朝市。

出店日数は8日。うち、平日2日、土日祝が6日。本の販売数は編集室の本(新刊)が25冊、ノースレイクさんからの委託分が45冊、私の読み終わった古本が9冊、合計79冊でした。

8月より出店日数は減ったものの、9月後半から休日に出店する方向へシフトさせたのが効いて、月の後半は1日あたりの平均売上冊数が大幅に上がりました。

 

また、9月に入って気温が下がってきたからか、「EUREKA COFFEE ROASTERS」宮島さんに作ってもらった、コーヒー豆と房総の多様性をコンセプトにした「BOSO COFFEE DRIP BAG」

がどどっと出てます。秋晴れの日にドリップバッグでする野点珈琲はとっても気持ちいいですよ。

 

ノースレイクさんの絵本は根強い人気で、朝市通りのベンチで絵本を広げる子どもたちや、

懐かしい~!と思い出話を膨らませる親御さんがいらっしゃったりと、朝市の風景に読書にまつわるシーンが生まれること。これは本当に出店の醍醐味です。お立ち寄りいただいたみなさま、改めて感謝申し上げます。

 

9月の朝市では「包丁屋やすだ」さんに、刃こぼれしてしまった私の包丁を綺麗に研いでいただきました。同じく300年を超える歴史ある朝市、秋田県横手市「増田の朝市」に2017年に訪ねた際に出店されていた鍛治職人、近田さんから購入した思い出ある包丁。それがピカピカになって戻ってきたので思わず小躍り。もちろん切れ味も復活。プロが研ぐとこんなにも切れやすくなるのかと思い知ったのでした。やすださんは市内の寿司店や旅館の板前さんの包丁研ぎも手がけていらっしゃる。刃の部分を単に鋭利にするのではなく、包丁の種類によってやや丸み(膨らみ)を持たせたりと、研ぎ方を変えているそうです。