●最新刊『 BOSO DAILY TOURISM Ⅱ 』上梓&「房総緑茶」「房総紅茶」誕生

房総半島各地でパラレルに存在している日常を知覚し、知られざる千葉を発見する「 DAILY TOURISM(デイリーツーリズム)」。有名観光地だけではなく、私たちの日常と現地の日常との差異から、ささやかな豊かさ、新たな価値観と出逢う観光のあり方「日常観光」の眼差しで房総を巡ります。

 

これまで編集・出版してきました『BOSO DAILY TOURISM』(南房総編)、『HOKUSO DAILY TOURISM』(北総編)に続く、デイリーツーリズムシリーズの第三弾として、今回は房総半島の真ん中「中房総」にフォーカスしました。

 

加えて、今回の本で紹介させていただいた、明治10年創業の老舗「武井製茶工場」さんにお願いして「房総緑茶」「房総紅茶」を新たに開発しました。

 

武井製茶さんは千葉県袖ケ浦市にある自社茶園お茶を栽培。武井製茶の5代目、武井公一さんは「一に材料。良い生葉をつくること」と、農薬を使わずに育てています。

 

その新芽を「深蒸し」にしてコクと甘みを引き出すのが武井製茶の真骨頂。緑の瑞々しさが弾けるような清冽な香りとともに、その味わいを楽しめる深蒸し緑茶を「房総緑茶」として、茶葉を商品化しました。

 

一方、6代目の雅義さんは若い方にもお茶に親しんでもらいたいと、蒸さずに発酵させてつくった和紅茶のティーバッグを開発。緑茶品種の「やぶきた」を使うことで、うま味、渋みがしっかりある紅茶を実現しました。今回、こちらを「房総紅茶」として商品化しました。

 

ホットティーはもちろん、暑い季節には水出しがおすすめ。好みの時間だけマイボトルに浸けておけば簡単に出来上がります。

 

千葉にもお茶の産地があること、代々おいしさを追求してきた茶園があることを知っていただきたく、商品開発をしました。房総の知られざるおいしさを、ぜひ味わっていただければと思います。

 

 

■『BOSO DAILY TOURISM Ⅱ 』書籍詳細 →  ●  

『BOSO DAILY TOURISM Ⅱ 』「房総緑茶」「房総紅茶」オンラインストア →  ●