●「甘酒とパラ卓球」〜最近の執筆記事

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ひとつめは『月刊ぐるっと千葉』の食連載「いっぴんさん」の8月号。今回は千葉市の検見川神社の門前門前町にある老舗、「櫻井麹店」の「甘酒」だ。

 

富津の敏腕カメラマン、織本氏とともに洗米から麹を撒き、お粥状になるまで炊く工程を取材。その後ひと晩寝かせると米のデンプンがブドウ糖に糖化され、甘酒が出来上がる。酒粕を溶いたものではないのでノンアルコールだ。

 

千葉県産の米で甘酒を作り続ける創業250年の櫻井麹店。

 

「この辺りの夏祭りでは甘酒が振る舞われます。甘酒は疲れた身体にいいんです」

 

と八代目の櫻井幹久さんが話していたのが印象的だった。

甘酒は滋養に富んだドリンクで夏の季語にもなっている。それが地域に定着しているのが素晴らしい。まさに伝統の味。

 

櫻井麹店では味噌も仕込んでいて、量り売りも。味噌づくりの体験なども企画されている(夏期は不定休になります)。

 

いっぴんさんは2006年の鎌ケ谷市のお酢メーカー「私市醸造」の回から担当して早15年超。もはやライフワーク的お仕事で連載200回までもう一息。がんばろう。

 

 

今月もう一本出来上がってきたのが、「ちばぎん総合研究所」の会員向け機関紙MANAGEMENT SQUAREインタビュー連載「チャレンジャー」。

 

実は5月号で「取材される側」だったのだが、8月号は「取材する側」に。ご縁とは本当に面白い。

 

8月号は今年5月のITTFフレンチパラ卓球オープンのシングル、ダブルスで二冠を果たした

中村望さん。市川市で行われた練習風景にも同行させていただいたが、その球の速さたるや……

 

 

最近では伊豆半島への出張取材や本作りの教室にお声がけいただいたりと、ローカルな本づくりをきっかけに新たな出会いの場をいただいております。本当に有難い限りで、継続は力なりと、改めて思う。